• higuchi tetsuji

    樋口 哲士

    工事部 部長

    1998年入社

  • takahashi kazuyoshi

    髙橋 一禎

    西日本支店 支店長

    1995年入社

どう、未来に応えてきたか。
タクマプラントの歴史を紐解く。

タクマプラントの成長を、あらゆる角度から見てきたお二人。
過去、現在、未来。それぞれの時間軸で切り取って、お話いただきました。

これまで、タクマプラントとどのように向き合ってきましたか?

髙橋:
23歳で新卒入社して、30歳までは本社勤務をしていました。
創業当時はタクマの孫会社だったこの会社がタクマの子会社に変わり、気が付けば立派なビルに入っています。私たちが入社した当時からすると、考えられない程大きな会社になったと感じますね。

樋口:
そう思いますね。本当に喜ばしいことです。

髙橋:
我々が現場で活躍していた頃は、“髙橋のいる田熊プラントサービス”(令和3年に現在の社名に変更)、“樋口のいる田熊プラントサービス” という風に、社名よりも社員個人の名前の方が売れていましたよね。

樋口:
当時は、タクマグループの中でも知名度が低い会社でしたよね。ここまでこれたのは、小さなことを積み重ねてきた結果だと思っています。

髙橋:
そうですね。万が一トラブルが起きた際には、まずはすぐに駆けつけていましたよね。その場ですぐに直せるわけではありませんが、弊社が駆けつけることでお客さまが安心できるならば、という想いがありました。

その土地と現場と客先を好きになることで、パフォーマンスを上げる

過去の経験を通じて、現在大切にしていることはありますか?

樋口:
お客さまからの評価は、次回の点検まで聞く機会がないため、任せてもらった点検箇所は次の点検までの間にトラブルを起こさないことを考えて常に仕事をしていましたね。

髙橋:
トラブルをなくすためには、いつもと違う “なにか” に気付いて行動できるかに尽きるんですよね。たとえば、歩いていてゴミが落ちているのを見つけたときに、すぐに拾ってゴミ箱に入れることができるかどうか。小さいことですが、こういうことができる人は、トラブルも少ないんです。

樋口:
あとは、その土地と現場、そして関わる人を好きになることが大切ですよね。そのための努力をすることが、結果として “良い仕事” に繋がります。

髙橋:
タクマプラントは、付き合いの長いお客さまが多くいらっしゃいます。何度も訪れる現場では、その土地や関わる人達を好きになることで「また行きたい」と思うようになるんですよね。現場を好きになることで愛着が湧くと、トラブルを起こさないようになりますし、パフォーマンスも上がっていくんです。

樋口:
昨今では、より現場に愛着を持って仕事ができるよう、その現場と相性の良さそうなスタッフをアサインするように変わってきましたよね。それに、現場に送り出す前の準備にも時間をかけています。

髙橋:
そうですね。その人の特性を見ながら、どんなアドバイスをすればトラブルなく現場で活躍できるかどうか、そういったサポートには年々力を入れています。

樋口:
現場は、どんなに準備をしていったとしても、想定外の出来事が起きてしまうことがあります。働いている方がスムーズに仕事ができるように、想定できるリスクは極力回避できるサポートを心掛けています。

5年後、どんな部署を創っていきたいですか?

樋口:
2022年10月に、待望の東北営業所(宮城県仙台市)が開所しました。これからしばらくは、そこに注力していくことになると思っています。これまで開拓できていなかったエリアですので、我々の活躍の場がさらに広がることでしょう。

髙橋:
そうですね。どんなエリアであっても活躍できるということは、我々が自慢できる点かもしれません。2015年に開所した、宮崎県にある南九州営業所は、九州エリアにおいて栄えているとは言いにくい場所でした。それでも、新しい拠点として着実に成果をあげてきています。また、これらの営業所があったから入社を決めたというスタッフもいます。そういう巡り合わせも面白いなと思うんですよね。

樋口:
そして営業所を増やすということは、会社は成長期にあるということです。人もどんどん増えていくでしょうし、見えるかたちで数字も上げていきたいと考えています。

髙橋:
それは全社員が共通して目指している目標ですよね。現在、社員数は約70人、売上は約50億円です。これを近い将来、社員数を150人まで増やし、100億円の売上にしていきたいと思っています。そのためには、新たな人脈づくりや、お客さまや協力会社の方とのこれまで以上の信頼関係の構築が大切になります。社員一同、情熱をもって取り組んでいきたいです。

最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

樋口:
タクマプラントは、親会社であるタクマの製品を広く扱うことができるということが大きな魅力のひとつです。ボイラーひとつとってもいろんなメーカーがある中で、信頼と実績のあるタクマ製品を預けてもらっているので、タクマグループならではの仕事ができるのは強みだと思います。

髙橋:
確かにそうですね。私が現場で働いていた10〜20年前から、タクマのファンだと言ってくださるお客さまは多くいらっしゃいます。一度納入してくださると、増設してくださったりリピーターになったりする方が多く、それは本当にうれしいことです。

樋口:
タクマ製品の魅力ってどんなところなのか、一度お客さまに伺ったことがあるんです。そのお客さまは、「燃焼技術が高く、よく燃える」と仰っていましたね。

髙橋:
それに、製品はもちろんですが、全国津々浦々、様々な場所に出張できることも魅力だと思います。
1ヶ月ほど鹿児島の離島の現場に出張する際には、スキューバダイビングのセットを持って行って、島民に地元の人しか知らないポイントを聞いて潜ったと言う話をスタッフから聞いたこともあります。忙しい時期もありますが、休みもしっかり取れる職場ですので、オンとオフのメリハリをつけながら、他の会社では経験できないような働き方を楽しむことができますよ。